健康経営とは、社員の健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで、社員の健康の維持＆増進と企業の生産性向上を目指す経営戦略のことです。（ロバート・H・ローゼン　提唱） 働き方改革法案による「働きやすさ」への意識や、政府による医療費の抑制への動き、少子高齢化による労働人口の減少、生活習慣病増加等による医療費の増大、メンタルヘルス（心の健康）不調者の増加などによる離職率の増加、人材確保難、これによって今日健康経営が注目されてきました。
中でも中小企業にとっては、人材の確保は大きな課題の一つです。
健康経営のリーディングカントリーであるアメリカでは、健康経営を実践し表彰された企業と一般の企業では株価に違いが出てくるといった比較研究結果も存在します。また健康経営に取り組む企業は、生産性の向上、負担軽減、イメージアップ、リスクマネジメントなどのメリットが得られるのです。

まずは健康経営優良法人の認定を目指しましょう。
健康経営優良法人認定には多くの審査項目があり、その申請書は膨大なページ数に上ります。健康経理優良法人の認定を受けるには、その約半分の審査項目を通過しなければなりません。
弊社を参考に例をあげると、

・社内トレーニングジムの導入（健康増進＆過重労働防止）
・市内フットサルクラブへの参加
・産業ゼロ改革（残業禁止、残業申請の廃止）
・バースデー休暇
・仕出し弁当利用促進（食生活改善の取り組み）
・感染症予防対策（ウイルス、風邪、インフルエンザ）
・女性の健康保持、増進
・医療健康相談サービス導入（メンタルヘルス対策）

など多項目多岐に渡って様々な取り組みを行っています。その取り組みや実績を経済産業省に書面で申請し、抜き打ち審査などを通過して、優良企業認定を受けることができるのです。

健康経理優良企業認定を受けた企業は、その健康経営戦略を外部へ発信することで、お客さまの印象が良くなったり、信頼感や安心感が増加し、ビジネスに大いに役立ちます。コーポレートサイトはもちろん、企業情報誌や広告、SNSを使って、どんどん発信していきましょう。
また優良認定はリクルートにも効果があります。
募集要項に、

当社では、全社員が無料で利用できる
・健康相談24サービス
・メンタルケアカウンセリングサービス
・セカンドオピニオンアレンジサービス
・介護相談ホットライン
・医療費用付加給付制度
を導入しています。

と記載するだけで、他社との差別化を図ることができ、働きやすい会社として求職者に対して安心感を与え、よりよい人材確保に繋がります。健康経営を取り入れることは、リクルートの強化だけでなく、従業員、株主、社会にむけた企業ブランドの向上にも繋がります。

アネックスライフでは、健康経営認定サポートやリクルート強化対策などをサポートしております。セミナーなども開催しておりますので、是非一度お問い合わせください。